息子の高校入試

まもなく高校入試を迎える息子は、勉強面では相変わらずの低空飛行ながら、塾の講習にも通い続けてがんばっている。

志望校は実業系の学校。この学校なら無理なくやっていけるだろうと思い、早いうちから文化祭を見に行ったり、体験授業に参加したりしてきた。

3年生になるまでは「高校」というものが本人にはピンと来なかったようで、試験や面接を乗り越えていけるだろうかと心配だったが、3年生になり周囲が受験モードになってくると、本人にも受験生だという自覚が少しずつ出てきた。ただ一つの気がかりは、志望校に設置されている学科のうちのどれを受けるのかを、決めかねていたことだった。自分で「ここに行こう」と思えるところに決めてほしいと思い、あえて口出ししないでいた。秋の体験授業参加の時に、息子には前から気になっていたものがあったようで、それに参加した上で、最終的に自分で受験する学科を決めた。

最初は「通学に使う電車は何がいい?」から始まった高校選びも、残すところあとわずか。息子よ、がんばれ!

(緑:中3男子の母 2018.2 vol.81

 

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