保育園「きのね」(旧たつのこ共同保育所)
旧たつのこ共同保育所は、1977年に設立された川崎市認定保育園です。子育て支えあいネットワーク満とは、かなり前から、メンバー同士の交流があり、NPO法人子育て支えあいネットワーク満の賛助会員にもなってくださっています。そんなご縁があって、このサイトでもユニークなたつのこさんの日々を紹介させていただいてきました。
たつのこ共同保育所は2017年4月から保育園きのねに園名が変わりました。
今後は「きのね」さんのエッセイを不定期で掲載させていただきます。
きのねは、宮崎台駅から徒歩15分、高津区向ヶ丘(しばられ松から徒歩2分)の、一軒家の中にある、 「どろんこ」「おさんぽ」「子どもが自分で決める」を大切にした保育園です。(正式サイトより)
きのねのHPはこちら⇒ http://kinone-hoiku.com/
「保育園きのね」のリレーエッセイ
「保育園きのね」のみなさまによるエッセイを連載しています。親と保育者との共同で運営して行く、それぞれの思いを綴っています。
2017年
8月
20日
日
保育園きのね リレーエッセイ1
2017年7月15日、
保育園きのねの前身である、「たつのこ共同保育所」の同窓会でした。
設立1977年。実に40年近く続いた園です。
会場には、1980年代くらいからの写真がありました。
25年くらい前からずっと、今の園舎だったようで、
ああ~今とまったく同じ生活(笑)!
あ~この頃から本棚から絵本を全部出して座って遊んでる~!
笑ったり感心したり、静かな感動が胸に迫ってきました。
この思い出の詰まった園舎を継いでいることに、ありがたく、胸がいっぱいになります。
たくさんのたくさんの卒園者、卒園者の両親、保育者がいらっしゃっていました。
創設者の方々ともお話しできました。
「たくさん親が集まれば、子どもの面倒を見れる人も多くなるし、働きもできるから、たくさん母親が集まれば何かができるんじゃないかと思ったの。当時はウーマンリブ、っていうのがあったでしょう、そういう流れはあったわよね。それから、当時は0歳児保育っていうのはほとんどやっているところがなかったの。だけど、私たちは0歳児保育をはじめて。『社会に対していいことをしているのに、なんで補助がもらえないんだ!』と思って、座り込みをしていたのよ~。」
とおっしゃっていました。
自分で必要だと思うものは自分たちで作る。本当に力を頂ける言葉でした。
卒園児でいらっしゃった方は、最高で36歳。アルバムを見ながら「みんなでノビルをたくさんとって、大きな玉のだけ残して写真をとったんだ~」とか、「昔はおやつはゴーヤチャンプルが当たり前のように出てたけど、みんな普通に食べてたなあ」と懐かしそうに話をされていました。
2016年3月までこの園を支えて支えて、支え続けてくださった保育者、保護者のみなさまがた、1977年から、この園でたのしい思い出をたくさん作ってくださった方々。本当に、本当にありがとうございます。この園舎で、みなさんが大切にしてくださってたことを大切にしながら、一日一日を積み重ねていきたいと思っています。
(保育者:山本ペロ)
2016年
7月
21日
木
こんにちは!たつのこ共同保育所です
高津区にある保育所、たつのこ共同保育所です。
「保育所」と言っても、園舎は昭和に建てられた木造2階建の一軒家。そして、保育者と保護者の「共同」運営している、ちょっと変わった?保育所です。
そんな、「たつのこ」には、お客さんがたくさん立ち寄ってくださいます。
先日は、他の区に引っ越してお引越しで転園された親子が遊びに来てくれました。その数時間後、卒園生のお母さん(お宅が農家!)が「とうもろこし」の差し入れに。
他にもご近所のグループホームのおじいちゃんやおばあちゃんが遊びに来てくれたり、クリスマスの季節にはご近所さんからプレゼントのおやつが届いたりもします。
そんなオープンな場所になっているせいか、日課のお散歩中にもよくお声をかけていただきます。
みなさんも、ぜひ一度のぞきに来てみてくださいね。
月に一度、園庭開放もやっています。
(保育者あさみ)