満のエッセイ
※ハッピーおつかれたーminiは13号(2017年4月号)で終了し、新たに高津区&中原区の子育て応援マガジン満として生まれ変わりました。
「ママたちのリレーエッセイ」、「ウチの子発達障害!?」も引き続き連載されますのでお楽しみに。エッセイを書いてみたい!という方がいらっしゃいましたら、掲載希望フォームよりご連絡ください。
●ウチの子 発達障害!?
発達障害の特徴を持つ子どものことや自分のこと、そんな私たちを取り巻くいろんなことを書いています。
ハッピーおつかれたー2号より連載中のエッセイです。
※ウチの子 発達障害!?は下記に引っ越ししました。
ウチの子発達障害!?|ねっこぼっこ|note
こちらよりお願いします。
●ママたちのリレーエッセイ
日々、子育てをしながら思ったこと、家族のこと、自分のこと・・・さまざまな思いが詰まったエッセイです。満の情報紙「高津区&中原区の子育て応援マガジン満」にも引き続き連載しています。
(過去の掲載分でこのページに表示されていないものは、ページ最下部「サイトマップ」の「ブログ」内にあります。)
●保育園 きのね(旧たつのこ共同保育所)のリレーエッセイ
これまで、たつのこ共同保育所のみなさまによるエッセイを連載してきましたが、2017年4月より、たつのこ共同保育所は「保育園きのね」に園名を変更しました。「どろんこ」「おさんぽ」「子どもが自分で決める」を大切にしています。今後も保育にまつわる思いを綴っていただきます。
保育園 きのね(川崎市認定保育園)
所在地:高津区向ケ丘137−3
2017年
8月
20日
日
保育園きのね リレーエッセイ1
2017年7月15日、
保育園きのねの前身である、「たつのこ共同保育所」の同窓会でした。
設立1977年。実に40年近く続いた園です。
会場には、1980年代くらいからの写真がありました。
25年くらい前からずっと、今の園舎だったようで、
ああ~今とまったく同じ生活(笑)!
あ~この頃から本棚から絵本を全部出して座って遊んでる~!
笑ったり感心したり、静かな感動が胸に迫ってきました。
この思い出の詰まった園舎を継いでいることに、ありがたく、胸がいっぱいになります。
たくさんのたくさんの卒園者、卒園者の両親、保育者がいらっしゃっていました。
創設者の方々ともお話しできました。
「たくさん親が集まれば、子どもの面倒を見れる人も多くなるし、働きもできるから、たくさん母親が集まれば何かができるんじゃないかと思ったの。当時はウーマンリブ、っていうのがあったでしょう、そういう流れはあったわよね。それから、当時は0歳児保育っていうのはほとんどやっているところがなかったの。だけど、私たちは0歳児保育をはじめて。『社会に対していいことをしているのに、なんで補助がもらえないんだ!』と思って、座り込みをしていたのよ~。」
とおっしゃっていました。
自分で必要だと思うものは自分たちで作る。本当に力を頂ける言葉でした。
卒園児でいらっしゃった方は、最高で36歳。アルバムを見ながら「みんなでノビルをたくさんとって、大きな玉のだけ残して写真をとったんだ~」とか、「昔はおやつはゴーヤチャンプルが当たり前のように出てたけど、みんな普通に食べてたなあ」と懐かしそうに話をされていました。
2016年3月までこの園を支えて支えて、支え続けてくださった保育者、保護者のみなさまがた、1977年から、この園でたのしい思い出をたくさん作ってくださった方々。本当に、本当にありがとうございます。この園舎で、みなさんが大切にしてくださってたことを大切にしながら、一日一日を積み重ねていきたいと思っています。
(保育者:山本ペロ)