ある日のおさんぽ
4、5、6歳の子どもたちとおさんぽへ。元気よくみんなで出発!…したのも束の間。最
後尾で1人の子が立ち止まって動かなくなってしまった。それに気付かない子どもたちは先
に進んで行く。あらら…と思っていると、「あっ!止まってる~!」気付いた子が走って
迎えにきた。それを聞いた子どもたちが「ほんとだ~」と次々に迎えにくる。せっかく
登った上り坂をドンドン降ってくる子どもたち。また登るはめになるなんて、誰も感じて
いない。立ち止まっていた子の手をとり、みんなでまた坂を登る。その後も立ち止まる度
に、みんなで迎えにくる。
たつのこのお散歩は、手をつなぐ決まりも、並ぶ決まりもない。でも日々の生活の中で
「いっしょに過ごすこと」の意味を感じている子どもたち。助け合って、支え合って日々
を過ごしている。この子たちならどこに行っても大丈夫!そんな風に思う毎日です。
(保育者 あさみ)
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