乳幼児健診に行こう!

乳幼児健康診査とは、子どもの健全な発育や栄養状態、先天的な病気や異常の有無を確認し、早期発見・治療(対応)につなげるためのもので、母子保健法による保健事業の一つです。

 

また保護者の不安や心配ごとを、小児科医や保健師に相談することもできます。乳幼児健診は、育児支援のためのさまざまな行政サービスにつながるための入り口でもあるのです。

 

育児の不安や困りごとを緩和するためにも、大いに活用したいですね。事前に赤ちゃんの成長過程を把握し、相談したい内容を忘れないよう母子手帳などに記入しておくことをお勧めします。

■川崎市の乳幼児健診について

平成28年4月から、川崎市の乳幼児健診に一部変更があり、全部で5回になりました。

健康診査のお知らせは個人に通知されます。

 

(1) 3~4か月児 協力医療機関

(2) 7か月児 協力医療機関

(3) 1歳6か月児 区役所保健福祉センター

(4) 3歳児(3歳6か月児が対象) 区役所保健福祉センター

(5) 5歳児 協力医療機関(誕生日を迎えてから2か月以内)

 ※7か月健診時に医師が必要とした場合には「10か月児フォロー健診」が実施されます

 

問:中原区役所保健福祉センター 地域支援担当 Tel:044-744-3308

  高津区役所保健福祉センター 地域支援担当 Tel:044-861-3315

 

              →保健福祉センターでの集団健診(1歳6か月児健診・3歳児健診)について

■3か月健診が個別健診になりました(平成28年4月~)

平成28年4月より3か月健診は協力医療機関にて個別に実施されることになり、保健師との個別面談がなくなりました。育児の不安や母の体調不良などについても、小児科医に遠慮なく相談してください。

 

<出産した総合病院で受診したIさんの場合>

持ち物:母子健康手帳・問診票2枚(事前に必要事項を記入)

当日の流れ:13:15受付、13:30に診察開始、14:15に終了、次の予防接種を予約して帰宅。

1.受付

2.計測 頭囲、胸囲、身長、体重を看護師さんに計測してもらう。

3.栄養士の話 医師の診察を待つ間、栄養士より離乳食についての説明。

4.診察 首のすわり、股関節の動き、お腹の張りなどを小児科医が確認。

5.相談

 

<ママコメント>:

上の子の時は区役所での集団健診でしたが、それに比べて短時間で済み、気持ち的にも楽でした。健診にかかる時間が予測できたので、安心して待てました。

 

■3歳児健診の対象児が3歳6か月児になりました(平成28年4月~)

28年4月より健診の対象が、3歳児から3歳6か月児に変更になり、視聴覚検診も併せて実施することになりました。視聴覚検診については、事前に自宅で保護者が検査して調査票に記入し、健診の日に提出します。

 

<28年11月に受診したTさんの場合>

持ち物:母子健康手帳・筆記用具・問診票・視力と聴力の調査票・尿検査申込書・尿検査のセット(朝一番に採取した尿)

当日の流れ:11:25に到着(整理券4番)→公園でおにぎりを食べる→区役所に戻って歯磨きをする→12:50に受付前に戻る→13:00に健診開始、13:40に終了して帰宅

 

<ママコメント>

歯磨きセット・おもちゃ・絵本も持参しました。3歳6か月ということもあり、上の子の3歳健診の時より楽な印象を受けました。健診よりも、保護者による事前の検査の方が大変だと感じました。具体的には「耳擦りによる聞こえの検査」の意図が伝わらなかったり、視力検査の時に片目を隠すことを嫌がったり、やり方を理解するのに時間がかかったりで、悪戦苦闘でした。

  

              →保健福祉センターでの集団健診(1歳6か月児健診・3歳児健診)について