●満の活動紹介 2015年度


●親子で楽しむ ものづくりワークショップ

■1から作る楽しみを親子で体験!

11月16日(月)に川崎市子ども夢パーク協力のもと、親子で楽しむものづくりワークショップを行いました。小学生の二泊三日ものづくりワークショップなどを企画運営している鎌上愛華さんを講師としてお招きし、乳幼児親子9組と子育て支えあいネットワーク満の地域子育て支援センタースタッフ11人、総勢30人で1からつくる木の廃材を使った作品作りに挑戦しました。

■テーマは「遊具」。木の廃材を相手に切って、打って、貼って…

高層を紙に描くところからスタート。電動ドライバーや糸ノコ、木材固定器具などの工具の使い方を鎌上さんが丁寧に教えてくれる中、「どうしよう…?出来るかな…。」という声も聞こえましたが、いざ作り出してみると皆さん夢中になって制作に没頭していました。

はじめ戸惑っていた子どもたちも、残り時間わずかになっても手を止めるのを惜しんで制作していました。初めて触る工具をたくましく使いこなす子どもの姿に、大人たちが感心する場面もたくさん見られました。

■木の廃材を使って出来上がった作品の数々

ワークショップの締めくくりは、作品の展示とプレゼンテーション。個性あふれる素敵な作品がならびました。

※写真をクリックすると拡大できます。

■参加者の感想

今回、親子で参加してくれた皆さんに感想を書いていただきました。一部を抜粋してご紹介します。

 

・思いがけずの楽しい2時間でした。ものづくりがこんなに自分を夢中にするとは。のこぎり、とんかち、ペンキ、私もチャレンジしてみます。素敵な世界でした。ありがとうございました。

 

・3歳半の娘に、とても良い経験をさせてもらえました。クギ打ち、糸ノコ、ペンキぬり、ボンドつけ、どれも初体験でしたが、娘もあきることなく熱中してやっていました。日頃出来ないことを、親子でやることが出来てとても良かったです。

 

・最初はイメージがわかず、どうしよう…と思いましたが、どうにか完成してよかったです。いつもは、娘がうれしそうにひろったどんぐりを処理(すてるのもしのびなく…)にこまっていたのですが、今回は作品にすることができて私もうれしかったです。クギをはりつけたり、子供ならではの姿をみれて、ありがとうございました。

 

・いろいろなブロックのおもちゃもありますけど、今日みたいな本物でものを作るのがもっと子供の力になって成長させた気がします。これからも親子とももっと作りたいと思っています。

●満'sコネクト~つながり~

at住まいるCafe溝の口

溝の口から徒歩5分の場所にある、「住まいるCafé溝の口」で、月に3~4回、講師を招いてのイベントを開催しています。

 

クラフト製作、ネイル、アロマ、手芸、フラワーアレンジメント、消しゴムはんこ、オリジナルスイーツなどなど。講師は全員、地域で自分を活かして活躍しているママたちです。 

 

このイベントを企画するにいたったのは、普段お付き合いしているママ友が、実はすごい特技を持っていることを知り、活躍する場を提供することでいろんな方に知ってもらいたいと思ったからです。みなさん子育てで忙しい日々を送っているママだけど、それでも自分が楽しめる時間を大切にして、日々輝いてる姿は本当に素敵です。中には、初めて講師に挑戦するママもいますが、少人数制イベントだけに、チャレンジしやすいのかもしれません。

 

参加される方もさまざまです。とくに子どもがまだ小さいママ達からは、習い事をしたいけどカルチャーセンターに定期的に通うのは難しいので、単発で子連れでも参加ができるのはありがたいという声もいただいています。参加費はほとんどがワンコイン(500円)+材料費(イベントによって変わります)のみ。イベントによっては保育サポート(有料・事前予約)も可能です。

 

どの講座も、講師と参加者の距離が近くアットホームな雰囲気で開催されているのも特徴です。私自身も子育て中のママ、イベントを通じて、いつも講師のママたちからパワーをもらっています。こうした人と人とのつながりを大事にしたいという思いが、「満'sコネクト(つながり)」という名前の由来です。

そんなママ講師たちの作品をお披露目出来る“満'sマルシェ”を6月に開催しました。場所はイトーヨーカドー溝の口店より徒歩2分のところにある「こすもすホールさかど」。大きい場所ではありませんが、10店舗くらいの出店者があり、多くの来場者で大盛況となりました。

 

そして、10月29日(木)に2回目の開催をすることになりました。前回参加してくれた出店者に加え、新たに加わった方もいます。たくさんの方々に来ていただき、子育て中のママたちの憩いの場所になってくれたらいいなぁと思っています♪

■満‘sマルシェinformation

今年度2回目のマルシェです。新たな出店ブースも加わり、みなさまのお越しをお待ちしています。

日時:10月29日(木)9:00~12:00

場所:こすもすホールさかど(高津区坂戸1-6-9)

■満'sコネクト今後の予定

11/13(金)10:00~12:00「フラワーアレンジメントのクリスマスリース」

11/19(木)「アロマでハンドトリートメント体験会」

11/26(木)「クリスマスのクラフト」(写真)

 

■満'sコネクト・満'sマルシェお問い合わせ先

E-mail:kosodate@man-kawasaki.org

Tel:090-8496-3579(鈴木)

高津区の子育て情報紙

●「あったかつうしん」(高津区協働事業)

【あったかつうしんの今まで】

2007年度に高津区との協働事業提案事業として始まった「あったかつうしん」発行は、子育て中の親の視点からニーズにあった子育て情報発信を行うこと、そして子育て中の親たちが、支援の受け手としてだけでなく支援する側にまわる機会を創出することを目的にはじまった事業です。

区役所の方と共に編集会議で掲載する内容を決め、必要があれば取材して文章を書き、レイアウトして印刷依頼してかたちにする――。毎回、これらすべてを子育て中のママが中心になって行うのが大きな特徴です。

2007年7月の第1号発行から約8年が経過し、次回11月1日発行の11・12月号が第79号と、数を重ねてきました。2010年度に協働事業提案事業の枠を外れた後も、こども支援室の事業としての継続が決まり、現在は区から委託を受けて協働事業として実施しています。アンケートなどで読者の声にも耳を傾け、掲載する内容や台割り、体裁など、その都度みんなで模索しながら発行を続けています。

【現在のあったかつうしん、そして編集会議の様子】

今年度は2か月に1回の発行、毎号8ページ構成。現役子育てママの声をより多く取り入れようと、「イベント体験記」や「地域子育て支援センター紹介」といった取材に基づく記事が増えています。

毎月行われる会議では、「こんなことも載せられたらいいね」「今、知りたい情報は何だろう?」などとおしゃべりも交えつつ真剣に、でも楽しい雰囲気で1つ1つ内容を決めていきます。長く会議に参加し続けている人も、初めて会議に来てみた人も、いろんな意見を出し合っています。

【ぜひ、現役子育てママの声を聞かせてください】

子育て中のママによる手作りのあったかつうしん。あなたも一緒に作ってみませんか?同室ですが保育担当がいるので、お子さん連れでも大丈夫。あったかつうしんについて話し合っている横で、子どもたちは保育担当が見守るそばで子ども同士遊びながら、またある時にはママと一緒に、子どもなりの時間を過ごしています。

「特集の内容について話を聞いてみたいから」といった気軽な気持ちでの参加もOKですので、ぜひ1度会議に来てみて下さい。問い合わせもお気軽に!

【DATA】

編集会議日時:11/13(金)、12/18(金) 

いずれも10:00~12:00

場所:高津区役所5階会議室

(お部屋の前に「あったかつうしん編集会議」の看板が出ています!)

問:NPO法人子育て支えあいネットワーク満

E-mail:kosodate@man-kawasaki.org

Tel:090-1612-3337(関川)

 

【今後の特集テーマ(予定)】

11・12月号→卒乳・断乳

1・2月号→春からの新生活に向けての情報

3・4月号→ママチャリが駐輪しやすい駐輪場

※クリックすると拡大できます。


●さっちーのボディケア教室 For  Mum&Baby

今年の4月から、末長こども文化センターにてスタートしたクラスです。担当講師の「さっちー」こと岩野幸代さんに、このクラスに対する思いを話していただきました。

初めての出産、または2回目、3回目の出産はどのようなものでしたか?また、その後の体調はいかがですか?産後の身体に無理はしていませんか?そして育児は楽しめていますか?…

このような質問に「バッチリ!です」・・・と答えられるママは、少数かもしれませんよね。女性は妊娠、出産の経験で体や心が大きく変化します。この人生の大仕事により骨盤~体全体に歪みが生じやすくなり、さらに不眠不休の育児で体は酷使されていきます。疲れや体の痛みを自覚していても「そんなことは仕方ない」と我慢していませんか?「どうすればいいのか分からない、時間がない」とあきらめていませんか?

 

私は、3回の出産を経験している、子育て真っ最中の母です。自らの出産・育児の経験はもちろん、友人や、親子体操教室のママたちとの関わりの中で、ママの健康と子どもの笑顔について考えるようになりました。そしてある一つの思いが湧いてきました。それは「お母さんをもっと元気にしたい!」ということ。

 

腰が痛くて走り回る子どもを追いかけられないとか、自分の体調がすぐれなくてつい子どもにあたってしまうといった声もよく聞かれます。子育てを元気に乗り越えていくためには、ママ自身の心と体を見つめ、産後の不安を解消していくことがなにより必要不可欠だと感じ、クラスを立ち上げました。

ボディケア教室でのテーマは4つ。

 

1.自分の体をケアし、大切にする時間

(出産後の体のゆがみを整え美しい姿勢を取り戻しましょう!)

 

2.自宅でできるケア方法の学習

(セルフケアできればいいですよね!)

 

3.コミュニケーション作りの場

(親子ともにお友達作りをしましょう!)

 

4.お子さんの発育発達アドバイス、子どもとのふれあい遊びの紹介

(お子さんとのコミュニケーション方法もお伝えします)

元気なママでいるためのサポーターとして、楽しい教室作りをしていきます!みなさんの参加をお待ちしています。

 

日時:9/8(火)・29(火)、10/13(火)・27(火)いずれも10:00~10:40 

場所:末長こども文化センター集会室

対象:生後2か月~あんよができるくらいまでのお子さんとママ15組

費用:1回800円(1組) ※単発参加OK

持ち物:バスタオル又はヨガマット、水分補給のための飲み物、汗拭きタオル

 

申:HP申込フォーム又はお電話で申込み

NPO法人子育て支えあいネットワーク満

Tel 090-8300-9372(河村)

http://www.man-kawasaki.org/

※「上の子がいるから参加できないかな」「ハイハイで動き回るようになってきたのでレッスンに集中できないかも」などとあきらめていたママに朗報!ママのお助けコンシェルジュ(保育・付き添いサービス)が、1時間1000円で利用できます!入会金は不要です。コンシェルジュを利用される場合は、お申し込み時にお知らせください。

 

 

赤ちゃんと一緒にごろんと横になったり、ママだけでストレッチしたり。

月齢の小さな赤ちゃんとの参加をおすすめします♪

地域子育て支援センターひがしたかつ

●五感をはぐくむ『五感イベント』を開催

ひがしたかつでは新たな取り組みとして、五感を刺激する体験型のイベント、「五感イベントの日」を設けています。毎月違うテーマで保護者のみなさんもお子さんも楽しめる内容を企画しています。6月はかわさき折り紙で七夕飾り」。かわさきの自然・歴史・産業資源などを色で表現した折り紙で七夕飾りづくりを体験してもらいました。(関川・坂井)

■五感イベントを開催してからの支援センター

年度替わりの4月から始めた「五感イベント」。6月になり、新規の利用者さんも、センター全体の利用人数も増えてきました。

中には五感イベントを楽しみに足を運んで下さる方もいらっしゃいます。4月に行ったキットパスイベントでは、小さなお子さんから少し大きなお子さんまで幅広く集まってくれました。
また、和紙を使ったイベントの際にはいつも使っている紙とは違った感触や色味を楽しんでいただけた様子です。五感イベント期間中に来所された方は、どなたでも参加いただけます。

■お子さんと一緒に楽しみながら五感を刺激するイベント内容

五感イベントは、日本の文化や自然・季節にちなんだもの。手指を使って感触を味わえるようなもの、保護者のみなさんも楽しめるものなど、参加する親子の笑顔を思い浮かべながら、スタッフみんなで企画しています。

6月のテーマは「かわさきの色を楽しむ」。「南武線の黄色」「馬絹の花桃色」など、川崎の自然や産業などの資源に由来した20色のオリジナルカラーから成る折り紙を使って、七夕飾りや色輪っかを作りました。つなげた色輪っかは7月4日に多摩川・二ヶ領せせらぎ館で開催される「かわさき色輪っかつなぎ2015」で飾られ、10万個の色輪っかの一部となる予定です。

■夏休み特別企画!MCCOYとおおきな絵を描こう」を開催します!

8月7日(金)は、画家のMCCOY(マッコイ)さんと一緒にアートを楽しむイベントを行います。MCCOYさんは多摩美術大学を卒業後、絵画、イラスト、ウォールイベント、ライブペイントなど多方面で活動中の現役アーティストです。

普段なかなかお会いできないアーティストと一緒に、おおきな絵を描く楽しさを親子で体験しませんか。対象は2歳~園児まで。時間は10:00~11:30です。
のびのびと自由に描く体験ができるよう、全身汚れてもよい服装で来てくださいね。詳細は、地域子育て支援センターひがしたかつ(070-6451-2700)へお問い合わせください。

■今後の五感イベント予定一覧

(内容は変更することがあります。詳細は毎月発行しているひがしたかつのおたよりでご確認くださいね。)

7月…アロマ体験「虫除けルームスプレー」を作ろう

8月…MCCOYとおおきな絵を描こう
9月…木の実でマラカス作りと音楽イベント
10月…ハロウィン工作
11月…羊毛でクリスマスオーナメントを作ろう
12月…水引でお正月飾り
1月…毛糸で指あみ体験
2月…ひなまつり工作
3月…小麦粉ねんど
「地域子育て支援センターひがしたかつ」
川崎市高津区下野毛1-3-2(東高津こども文化センター内)
開所日時:毎週火・水・金 9:30~12:00(祝日もOPENしています)
TEL:070-6451-2700

●外遊び親子クラブ「のびる」スタート!

今年の2~3月に開催した保育付き講座「子どもとの今を10倍楽しんじゃう講座」を経て、4月14日、市民プラザを拠点に外遊び親子クラブ「のびる」がスタートしました。回を重ねるたびに、遊びもお友だちとの関わり合いも大胆になってきました。笑顔いっぱいの「のびる」の活動の様子を紹介します。(関川・河村)

■「のびる」に込められた想い

公園の野草は子どもにとって格好の遊び素材。花を摘んだり、葉っぱをちぎったり、茎や実で笛を作ったり、種を集めたり…。「のびる」は公園や河川敷に生えている野草で、葉の部分はネギっぽく、根元は小さなラッキョウみたいな形をしています。根元は刻んで「のびる味噌」に、葉も刻んで味噌汁に入れて食べられます。自主保育をしていた頃、公園でのびるを見つけた子どもたちは得意満面、収穫して大事に持ち帰っていました。まるでお宝でも見つけたかのように。確かにその瞬間は、誰かに買ってもらったおもちゃよりずっと価値あるものなのでしょう。

そんな思い出のある野草の、「のばす」じゃなく「のびる」という生命力あふれる響きに惹かれ、外遊び親子クラブ「のびる」と名付けました。子どもたちが遊びを通してやりたいことをとことんできること、そしてやりたいことが芽生えてくるのをゆっくり待つことを大事にしています。

■普段は見られない、わが子の意外な一面を発見できるかも

いつもの公園ではよそのママの視線も気になり、「ダメよ、ごめんなさいは?ありがとう、かしては?」と人間関係をスムーズにするための言葉ばかりを教えてしまう、という方も多いかもしれません。でも「自分の気持ちが大事」と思える子、「自分が自分でいること」をよしと思える子に育ってほしいと願う気持ちは、みな同じはず。

「のびる」では親子以外の組み合わせでも遊び、子ども同士のやりとりを、なるべくそっと見守るようにしています。「初対面の子どもたちに混ざって遊べるかな?」「いつも他の子のおもちゃを取ってしまうけど大丈夫?」…そんな親の心配をよそに、子どもたちは黙々と遊びはじめます。遊具の取り合いもありますが、大人が口出ししなければ、意外にも子どもは自分で納得のいく答えを見つけ出すもの。そうやって子ども同士の関わりあいを学んでいくわが子の姿は、活き活きと輝いて見えることでしょう。

最初はママの手をギューッと握っていた子が、気づけばママから離れて他の大人と公園内を駆けまわり、木の実やお花を手に戻ってきた、なんてことも。「のびる」の最大の魅力は、普段見ることのできないわが子の意外な面をいっぱい発見できることかもしれません。週に一度の外遊び、「のびる」でみんなと楽しみませんか?

※写真をクリックすると拡大できます。

●「がんばるママのハッピーおつかれたー」50号達成

子育てママが肩の力を抜いてクスッと笑えるような、そして明日が楽しみになるようなミニコミ紙をめざして、NPO法人子育て支えあいネットワーク満では「がんばるママのハッピーおつかれたー」を発行しています。

“旬”な子育て情報満載!年間10回1150部発行して、高津区・中原区の子育て関連施設などで無料配布しています。

■「がんばるママのハッピーおつかれたー」の原点は…

赤ちゃんの出産後、世界は急に狭くなったような気がしたし、赤ちゃんの欲求に応えるだけであっという間に過ぎる毎日に、焦りやいらだちを感じることも。そんな目の前の子育てだけでいっぱいの時期に「私たちにだって何かできるはず」とママ達が集まって一念発起。試行錯誤しながらホームページを作ったのが「子育て支えあいネットワーク満」の始まりでした。今から15年前のことです。そしてホームページを細々と更新しながら、まずはメンバー同士をつなぐツールとして誕生したのが「メンバーズレター」という紙媒体2001年の12月27日に発行した第1号の内容は、当時のメンバー9人の自己紹介でした。その後、メンバーが入れ替わりながらも、エッセイやHPの更新情報、取材記事、地域のイベント情報を盛り込み、毎月1回500部の発行を続けてきました。

■かたちを変えて、パワーアップを繰り返し…

2007年7月から高津区協働事業として区の子育て情報紙「あったかつうしん」発行に関わることになりました。ほぼ同じメンバーが毎月2つの情報紙を発行するのは難しい、との判断から「メンバーズレター」の内容は「あったかつうしん」に一本化、ミニコミ紙の発行はしばしお休みすることに。しかしその間も「口コミで得た情報やママたちの想いを自由に発信したい!」という一人ひとりの気持ちは少しずつ強くなってきて、ついに2010年6月、子育てママからの情報発信を目的としたミニコミ紙、「ハッピーおつかれたー」の発行を開始することにしました。

当初は8ページ構成でしたが、その後、子育てサークルやお教室情報掲載のニーズが高まりページが増えていくことに。作成や印刷作業の負担が増えたことから、お教室情報の掲載料をいただくことにしたり、広告ページを設けたりしながら作業を有償化しました。その後、編集・レイアウトは少数での担当制に、印刷・製本・配布にはできるだけ多くのメンバーに声をかけてみんなでわいわい作業をしています。お手伝いも募集しています。

 

■現在の紙面構成

表紙→季節を意識しつつ、手にしてくれたママにホッとしてもらえることを心がけています。

特集→子育て中のママの生の声を集めたり、今知りたいことを伝える内容で企画しています。

お出かけ体験記→子連れで遊びに行ける場所を、実際に行ってみたママからの体験記として掲載しています。このスペースに体験記を寄せてくださる方を募集しています。

アニマルルーム/子どもたちの風景→満スタッフによる手書きコラム

エッセイコーナー→満のスタッフやボランティアで原稿をお寄せいただいて構成しています。

地域のイベント情報・教室・サークル・サロン情報→子育て親子が楽しめるイベントを掲載しています。

子育てストーリー→子育ての先輩にお話を聞く、知恵袋のようなエッセイコーナーです。

満の活動紹介→満が現在進行形で行っている事業をお知らせします。

裏表紙→満に関心のある方はこちらをご覧ください。

おつかれた~1号 2010年6月 

おつかれた~31号 2013年6月

おつかれた~41号 2014年6月


※クリックすると拡大できます。

■みなさんの声を募集しています

特集アンケートへのご協力のお願い

毎月変わる特集ですが、内容によってアンケートを募集しています。満のホームページとfacebookで案内しますので、お知らせを見かけた際にはぜひご協力ください。お寄せいただいた声が紙面に掲載されます。

 

お出かけ体験記を書いてくれるママレポーター募集

お出かけ体験記をママ目線で書いてくださる方を募集しています。400文字の原稿と写真をセットでご提供いただく内容です。やってみたい!という方、お気軽にメール<kosodate@man-kawasaki.org>までご連絡ください。

●子育てほっとサロン

■子育てほっとサロン」の始まり

川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)の子育てサロンの始まりは、「子育て支えあいネットワーク満」誕生から間もない2002年、「満」主催という形でした。翌年からはすくらむ21の受託運営に、2010年からは運営団体が公募制となりました。

お陰さまで、2014年度に続き2015年度も「満」が運営団体の1つに選ばれました。

■新年度へ向けて

もともと転出入が多く子育て世代が多い地域。出産後に仕事復帰する方が増え、地域子育て支援センターや子育てサロンへ足を運ぶ子どもたちの月齢が、より限られている傾向を感じます。そのわずかな期間に、いざ子育てに困った時に助け合える関係を地域の中で築くことが、ますます大切になっていくと思います。

 

そこで2015年度、「満」の「子育てほっとサロン」のテーマは「人とつながれるきっかけとなるサロン」♪

「満」のスタッフは子育て真っ最中。ちょこっとセンパイが運営することで、皆さんの不安や悩みに寄り添いつつ、遊び場・病院・幼稚園・保育園などの身近な情報を交換できる場を作っていきます。

また、親子で居心地良くホッとでき、積極的に関わり合える雰囲気作りをすることで、人と人とをつなぐ橋渡し的存在を目指します。

引き続き、子育て真っ最中の皆さんの声やニーズを吸い上げて、子育て情報紙「あったかつうしん」「おつかれたー」に反映していきます。

 

月1回の気軽さや会場の広さを生かして、毎月「元気だった?」と顔を合わせることで、子どもたちの個性を共に見守り成長を喜び合っていきたい。

また、川崎市の施設で近隣以外の方も大歓迎ですし、男女共同参画センターの良さを生かしたパパ向けイベントも企画します。

 

すくらむ21の「子育てほっとサロン」は、予約不要、出入り自由。おやつやご飯などの飲食OK。新年度も、お弁当持参で、手ぶらで(近くにコンビニあり)、ふらりと親子で遊びにきてくださいね!お待ちしてます。

■2015年度予定(変更の場合あり)

4月16日:魔法のクレヨン キットパスで遊ぼう♪

5月21日:絵本で子育てミニ講座

6月18日:おもちゃの選び方ミニ講座

7月16日:折り紙で遊ぼう♪

8月20日:夏休みはパパも集まれ!魔法の積木 カプラで遊ぼう♪

9月17日:ベビー&よちよちっ子のリトミックミニ体験

10月15日:ハロウィン飾りを作ろう♪

11月19日:からだを動かして遊ぼう♪

12月17日:クリスマス飾りを作ろう♪

1月21日:新聞紙で遊ぼう♪

2月18日:手形スタンプで1年の成長を残そう♪

その他:例年2月の週末に開催される「すくらむまつり」では1イベントを担当しています。

■スタッフから一言

●昨年度は子連れボランティアとして皆さんと楽しい時間を過ごしました。やんちゃな娘もいよいよ幼稚園へ!新年度は単身で(笑)、皆さんといろいろおしゃべりしたいです。子連れで何かしてみたい方、応援しますので一声かけてくださいね。(君ひとみ)

 

●現在中学1年生の長男がまだ小さいころに利用者として来ていたサロン。その頃からの居心地の良さをそのままに、1人でふらっと来てもほっとできる、新しいつながりの第1歩となるサロンになればと思っています。(田村美絵)

 

●スタッフ2年目の藤田です。近頃では道を歩いていると、サロンで出会えた方々にばったりお会いできることもあり嬉しい限りです。

おしゃべりしたい方、のんびりしたい方、地域の情報を知りたい方、何となく行ってみようかな?と思ってくださる方・・・是非サロンへお越しくださいね♪ (藤田実穂子)

<DATA>

日時:毎月第1・3・4木曜(「満」担当は第3木曜) 10:00~13:30

※昼食OKタイム11:30~12:30、片付けタイム13:15~13:30

場所:川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」4F多目的室(高津区溝口2-20-1)

問:すくらむ21 Tel:044-813-0808

ホームページ:http://www.scrum21.or.jp

子どもたちが本当に発揮できる場をつくりたい!

●「子どもとの今を10倍楽しんじゃう講座」から外遊びサークル立ち上げへ

この冬、子育て支えあいネットワーク満では3回連続の保育付き講座、「子どもとの今を10倍楽しんじゃう講座」を開催中です。10組の親子が参加していて、現在2回を終え、残すは3月10日の第3回講座のみになりました。講座を開催する背景には、こんな想いがありました。(河村麻莉子)

※チラシをクリックするとPDF版が見られます。

■子どもとの今を10倍楽しんじゃうコツは?!

子育て支えあいネットワーク満の活動が始まったのは2000年の春。当時1才~3才の子どもを抱えたママたちが「子育て中だけど、ママ以外の接点で社会とつながっていたい」という思いで、地域情報HPと子育てメーリングリストを立ち上げたのがきっかけでした。みんなで子どもたちを見合いながらすくらむ21の「子育てほっとサロン」を運営する傍ら、すくらむ21の印刷機(当時は貸出し可でした)を借りて子育て情報紙を印刷してサロンのすみっこで挟み込みの作業を行う、といった活動を何年も続けてきました。

乳幼児子育て真っ最中のママたちに、今こそやりたいことを思い巡らしながら、いろんな活動に参加するチャンスだと知ってほしくて、「子連れボランティア研修」を組み立てようとしたのが今回の講座企画のきっかけ。でも実際にはここ数年、子連れで活動するスタッフの葛藤を目にする機会も多くあり、企画はなかなかまとまりませんでした。

ぐるぐる思い巡らす中で、子連れでやりたいことにチャレンジするには「子どもが本当に発揮できる場」と「子どもをちょっと見合いっこできるような関係」があるといいと気付きましたが、それらはこの辺りの子育て環境では、どちらも得難いものでした。そこでそんな場づくりにつながるような講座を企画することにしました。

■親も子も、ありのままでいいんだよね

第1回目(2/17)は講座「正しい子育てより幸せな子育てを」。有馬ふるさと公園プレーパーク「ポレポレ」に長年かかわってきた山岡洋子さんに来ていただいて、最初に遊び場の子どもたちの様子をスライドで見ながらお話を聞き、ワークを通してコミュニケーションをはかり、最後に一言ずつ自己紹介をしました。「ちゃんと育てなくちゃ」「いいママでいなくちゃ」と思いがちな子育て期、でも「お母さんが笑ったり怒ったり泣いたりしていいんだよ」「子どもはイヤな経験をすべて取り除いてほしいわけじゃない。イヤなことがあった時に『イヤだったね』って受けとめてくれるだけでいいんだよね」…。緊張が少しずつほぐれ、和やかな空気が流れました。

第2回目(2/24)は「思いっきり外遊び “遊びの出前”がやってくる!」。自主保育OBの野口美紀さんと鈴木寿々さんをコーディネーターに迎え、子どもたちの「いいところ発見」をしながら、梶ヶ谷第3公園で親子一緒の時間を共有しました。参加者からは「他のお母さんに娘を見て頂いたり、スタッフの方が遊んで下さったり、娘も楽しそうでしたが、私も楽しかったです」「子ども達がイキイキしていて見ているだけでもうれしくなりました」等の感想をいただきました。

そして第3回目(3/10)は、NPO法人夢・コミュニティ・ネットワークの時任和子さんによる「私の夢発見ワークショップ」を通して、ママ自身が一人の人間として自分の価値観を見つめ直す機会を持つ予定です。

※写真をクリックすると拡大できます。

■外あそび親子クラブ、メンバー募集!

講座を糧に、4月から川崎市民プラザを拠点にした外遊び親子クラブを立ち上げる予定です。自主保育OBがスタッフに入ります。子どもがやりたいことをとことんできる場、大人にとっては“わが子”のいいところを再発見し、大家族のように子どもたちを見守れる仲間づくりの場をつくっていきたいです。講座に参加しなかった方も歓迎です。興味を持たれましたらお気軽にご連絡ください。

日時:毎週火曜日10:30~13:30

場所:川崎市民プラザ周辺 参加費:1組800円/回

問:NPO法人子育て支えあいネットワーク満

E-mail:man.kosodate.event@man-kawasaki.org

Tel:090-8300-9372(河村)

●ママのお助けコンシェルジュ

~高津に住む100人のママの声から生まれたサービス~

困った時に、コンシェルジュが必要な情報を提供しつつ、子育てのお手伝い(付き添い・預かり)をするサービス。この地域での子育て経験やネットワークを活かし、ママとお子さんにとって安心で楽しい時間となるよう、よりよいかたちを一緒に模索しながらコンシェルジュを行っています。

■いつ・どこで・だれが?

【いつ?】

通常のご利用時間は平日の9時~17時。お申し込みは原則2日前までですが、緊急時には可能な限り対応します。土・日や夜間・早朝にもできる限り対応しています(2割増)。

【どこで?】

ご利用者のご自宅やコンシェルジュ宅はもちろん、子育て支援施設や公園などでのお預かりも可能です。病院への付き添い時、状況によって気分転換にお散歩に出かけるといったかたちで、お預かりに切り替えることもできます。

【だれが?】

コンシェルジュは、同じ地域に住む子育てママたちで、私たちの運営する地域子育て支援センターのスタッフでもあります。ご利用時間やご希望の内容、お子さんの年齢などに合わせて、コーディネーターがコンシェルジュを選定します。

■料金 ※すべて税別

・付き添いやお子さんの保育・・1時間2,000円。

・スタンダードプランの回数券・・1冊2.5時間分で4,500円(1割引)。

(一度に5枚ご購入の場合、20,000円(2割引))

・産前産後プランの回数券・・1冊2.5時間分で3,500円(3割引)。

 (出産予定日の前後1か月以内の方が利用可)

・いずれも入会申し込み時に入会金3,000円を申し受けます。

・交通費は実費のみ。

■お支払い方法

銀行振込又はPayPal(クレジットカード)決済。

■お申込み方法

HPのお申込みフォームから入会手続きができます。

① ママのお助けコンシェルジュHP <http://mama-con.org/> を開く

② 画面をスクロールして「STEP1 申し込み」をクリック

③ 利用会員規約を一読後「上記利用会員規約に同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリック

④ 「利用申込書」フォームに記入、確認後、「送信する」をクリック

⑤ 「プロフィールカード」のフォームに、利用の可能性のあるお子さんのプロフィールを記入

⑥ 確認ボタンを押して確認後、「送信する」をクリック

⑦ 「正常に送信されました」の画面をご確認ください

⇒申込受付完了のメールと、入会金の支払いの案内を、折り返しお送りします。

■ママのお助けコンシェルジュ対面登録会

毎月1回出張説明&登録会を開催。コーディネーターと直接話しながら登録できます。

日時:2/20(金)・3/20(金)いずれも10:30~12:00

場所:ナイス住まいの情報館溝の口(久本 3-3-2)

■利用者の声

預ける前はドキドキでしたが、子どもは帰ってからもご機嫌でとても楽しかったようでした。子どもに対してのみならず、私に対しても気遣い、ねぎらいの言葉をかけていただきました。単に、事情で子どもを預かってもらって助かったという以上に、大きな支えになりました。(Yさん)

 

2人の子連れでの免許更新に付き添っていただきました。温かく接してくださり、息子もすぐに打ち解けて安心しました。 以前一時保育に預けてダメだったので利用を迷いましたが、一対一で見守って下さったのが良かったようです。(Hさん)

■コンシェルジュより

当日のお天気やお子さんの体調・機嫌によって行き先や過ごし方を臨機応変に変更することも。「親子さんの気持ちに添えている」という実感がやりがいにつながります。お子さんを一緒に見守り、成長を喜びあえるのがうれしいです。(K)

■コーディネーターより

一組の親子さんに対して、2~3人のコンシェルジュをコーディネートする場合が多いです。ご希望があればコーディネーターが事前に打ち合わせに伺います。コンシェルジュが初めて伺う際にはできる限りコーディネーターも付き添うようにしています。少しでも不安がある場合はお気軽にお申し出ください。