子育てエッセイvol.2 ~年の差きょうだい編~

我が家には7歳差の兄妹がいます。

 

本当は2歳差くらいで第二子を出産したいと考えていましたが、流産を繰り返し不育症と診断され、治療しながらやっと出産できた時には7歳差となっていました。

流産を繰り返していた頃は、第二子を出産することが出来るのだろうか、息子と年の差が開いてしまって大丈夫だろうか、という焦りや不安で押し潰されそうな精神状態でした。

しかし不育症を乗り越えた今、「年の差きょうだい」っていいな、と感じることが多くなりました。

7年前にも同じようなことがあったなぁ、と懐かしみながら、ゆったりとした気持ちで娘の成長を見守ることが出来ています。息子はまるで小さなお父さんかのように頼りになり、一緒に娘の世話をすることで優しい心が育っているように感じます。

我が家には必要な7歳差だったのかもしれません。

これからも、子供達が生まれてきてくれた奇跡に感謝しながら、年の差きょうだいの子育てを楽しんでいきたいと思います。

(かば子:9歳、2歳)

 

              

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