ゆるい育ちの息子

なぜか周囲の人を「何かしてあげたい!」という思いにさせてしまうという不思議な能力?魅力?を持つ息子(笑)。

 友人や学校の先生、そして母親の私にいろいろ大目に見られながら、スパルタとは真逆のゆる~い毎日を送っている。

さて毎年12月には、息子の通う高校が中学生のロボット工作部などの大会会場になる。ありがたいことに副担任の先生が「手伝わないか?」と声をかけてくださったようで、息子が「手伝いに行ってもいいかなぁ」と相談してきた。もちろん「行っておいで」と背中を押した。

当日は朝早くから体育館で会場の準備を行い、先生の指示を受けてあちこち走り回っていたようだ。そして終了後には「また来年も頼むぞ」と言われたと、帰ってきてから嬉しそうに話してくれた。

人に何かを任されるという経験が少ない息子にとって、今回のお誘いは良い経験になったようだ。就職やその先のことを考えるとまだまだ心配は尽きないが、自身の特性を知るためにも、今後もいろんな経験を積んでいってほしいと思う。(緑:2019.1 vol.92)

 

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