争いから得るもの

夏休み前の面談での話。

息子と隣の席の女の子が、授業の度に言い争いになって、ついに他の先生から苦情が出たので席を変えた、と担任が話してくれた。私も息子から、毎日文句を言われてケンカしていることは聞いていた。先生も何とか折り合いをつけて収まるのを待っていてくれたようだが、ダメだったらしい。
数々のケンカの原因の中で気になったのが、小テスト後の息子の採点が遅いと言われたこと。相手の子は息子の要領の悪さに苛立っていたようだ。要領が悪いことは本人も分かっていて、どうにかしたいけれどどうにもならない。彼なりに頑張っているが、ある程度仕方のないことでもあるのだ。その後、相手の子も人とのかかわりが下手だと耳にして、そうかもしれないなと思った。
このような経験は悪いことばかりでもない。いつも言われっぱなしだった息子が相手に言い返せるようになったし、腹が立っても手を出すことはなかった。当たり前のことかもしれないが、発達についてどうのこうの言うより大事なことだと思う。
(緑:中2男子の母 2016.9.15 vol.64)

 

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