適応できているなら診断名は必要ない?

良かったのかどうかは分からないが、息子は今まで精神科医にかかることなく過ごしてきた。

今までに書いた発達障害の診断名は、心理士から「この障害の特徴が見られる」と聞いた程度のものであり、その特徴と検査結果をもとに、保育士や教師と息子の対応について一緒に考えてきた。
早い時期から診断名が付く子どもは10年前にもいたが、福祉サービスを受けるでもなく投薬治療の必要もない子なのに、なぜ診断名が必要なのか疑問だった。親や保育者、教育関係者がその子に合わせた対応や見守りをすることができ、それなりに社会生活に適応できていれば、診断名は必要ないように思う。
今、息子はそれなりに社会に適応できていると思う。学校では時々細かいことを言われ、「先生はそこまで気にするのか」と思うこともあるが、最近は「細かい指摘はほぼ適応できているからこそ」と思うようになってきた。学校では周囲の笑いを取ることに徹しているようだが、それが適応につながっているのならいいと思う。
(緑:中2男子の母 2016.6.16 vol.61)

 

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