小児歯科専門医のミニ講座レポート(5/17火)

先日、小児歯科専門医の山田恵理先生のミニ講座 と気になっていることの相談会をおこないました。

 

今回は、先生のお話が始まる前に、唾液の細菌量を測る検査キットを私達スタッフとお母さん方に配ってくださいました。

 

実際に唾液を採取して、細菌の量を測るものです。青色の点のところに唾液を添加して15分程人肌で温め、色の変化で細菌の量がわかるものです。

 

 

冒頭で山田先生は、子どもの虫歯予防は、保護者の虫歯予防と治療からとおっしゃっていました。

 

Q&Aは、12項目ありましたが、その中からいくつか抜粋していきます。

 

①歯磨きはいつから?

 

最初の歯のケアは、抱っこして軽く絞った清潔なガーゼで拭う事から始めます。

まず、口の中を触られる事に慣れる事が大切です。

 

②歯ブラシはどんなものが良い?

 

月齢を基準に選ぶと大きくなりがち。毛のついた部分が小さめの歯ブラシが良いそうです。

柄が長めで保護者が持ちやすいタイプ。

お子さんが転んでも喉を突かないような、柄のところに鞘のようなものが付いていたり、グリップタイプがオススメです。

立ち磨きによる事故が増加しています。歯磨きの時は、必ず座ってしましょう。

 

③歯磨きは1日何回必要?

 

24時間以上同じプラークが付いていると虫歯の原因になります。

この時期は、歯ブラシに慣れる事が目的。子どもの機嫌の良い時、保護者の余裕のある時に、1日1回だけ気合を入れてしっかり磨き、他は軽く食べカスを取る程度で良いでしょう。

慣れたら、毎食後習慣にすると良いでしょう。

 

④1歳半の子どもが歯磨きを嫌がらずに磨く方法は?

 

子どもがなぜ嫌がるのかを考える。

例えば、歯ぐきに歯ブラシが当たって痛い場合は、大人の磨く力が強すぎたり、歯ブラシの毛先が開いてないか見直しましょう。

毛先については、歯ブラシの背中から見て開いていたら、買い替え時です。

 

④歯磨剤はいつから使い始めるの?

 

うがいが出来るようになってから。2歳半くらいから、うがいの練習を始めましょう。

普通の使用量であれば、誤飲してしまっても、心配はいりませんが、念のため、誤飲しても大丈夫なように研磨剤の入っていないものをおすすめします。

 

⑤フッ化物塗布はいつから始める?

 

上下の前歯が生えてきたらフッ化物塗布を行う。生えて間もない時期の歯は、まだ硬くないので、虫歯になりやすい。

フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯、永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的。

ただ、フッ化物は虫歯予防の万能薬ではないので、安心せず歯磨きの習慣やきちんとした食生活をすることが大切。

 

⑥1歳半で、眠くなると母乳を飲みながら寝てしまうけど、虫歯は大丈夫?

 

眠っている間は唾液が減るので、就寝前に、しっかりとプラークを取り除いた後だったら、授乳しながら寝るのは問題ありません。

 

 

 

 

まだまだたくさんの事を教えていただきましたが、

 

 

このあたりでまとめさせていただきます。 (のん)