「指導」という言葉にうんざり

心配していた音楽教室の発表会は無事に終わった。でも学校の方は不安ばかりだ。

年度末には学校でトラブルがあったと担任の先生から何度か電話がかかってきた。それらのトラブルのほとんどは、息子が起こしたものというより巻き込まれたものだった。
相手の子は気分次第で自分より弱い子に八つ当たりすることが多いので、以前から息子には気を付けるように言ってあったが、それでも訳もなく蹴飛ばされることが何度もあった。こちらは気を付ける以外どうしようもないのに、息子にも非があったかのように言われたこともあり、もうあと数日で1年生も終わりという時に、先生に対して怒りをぶつけてしまった。
何より相手の親に対してただ「指導しました」で済ませる学校に腹が立った。その子が八つ当たりする原因を探るには、家庭の内部事情にまで踏み込まなければならない。だから先生には「指導しました」で済ませるしか術はないのだろう。でもその「指導」は解決につながるのか―。何とも言えないもどかしさを感じる。
(緑:中2男子の母 2016.4.29 vol.59)

 

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