小児歯科のミニ講座「酸触歯について」




小児歯科専門医の山田恵理先生に

お越しいただき、

「酸触歯について」のミニ講座と

なんでも相談を

行いました。



当日、参加できなかった方からも

沢山お問い合わせをいただいたので,

講座の内容を紹介します。




<酸触歯とは>


歯のミネラルが酸によって溶け出す症状の事を言います。


その主な症状として、前歯の表面が薄く透ける、冷たいものがしみる知覚過敏、

歯が欠けるなどが挙げられます。

 

 

 

その主な原因には大きく分けて二つあります。

 

①外因性

レモン、オレンジなどの柑橘系果物、コーラ、果汁、乳酸飲料、炭酸飲料、

スポーツドリンクなどを毎日、ダラダラチョビチョビ飲食すること。

 

※酸性飲料で酸が一番強力なのはコーラ

※リンゴジュースはオレンジジュースより歯を溶かしやすい事はあまり知られていない。

※1歳6か月のお子さんで、毎日野菜ジュースを飲んでいて、

   歯の表面が白くなり溶け出した例も実際にあったそう。

 

②内因性

思春期などによる摂食障害、最近の大人に多いとされる逆流性食道炎などが原因で口内に胃酸が残る場合。




 

<その予防法は?>

 

 

乳児期に保護者側に酸性飲料に対する意識が大切。

 

食後やおやつにフルーツを出した後は、水、お茶、牛乳などを飲み30分ほど置いてから歯磨きが理想。

 

  ※乳幼児期の場合30分置くのが難しい場合は、

  食後すぐでも構わない。  

 

※酸性飲料、食べ物はカルシウム(チーズ、牛乳など)と一緒に摂取することで酸触を予防すると言われている。

 

 

体調が悪い時など、ポカリなどを飲む場合、ストローで直接歯に当たらないようにする。  

 

普段から酸性飲料を飲まないようにする。

麦茶や水で十分!   口をぽかんと開けっ放しにしない。  

 

※唾液は歯の再生に大切なので、口の中を乾燥させない。

  酸性飲料の摂取直後の歯ブラシは逆効果なので、30分程置いてから。  

 

子どもの場合、歯ブラシはゴシゴシ強く磨くよりも優しくで十分!   歯が生えて3年目まではなるべくフッ素を取り込む。

 

 

 

<質問タイム>


 

 

Q1.生後どのくらいから歯磨きを始めればいい?

 

A1.歯が生え始めたらすぐ!6か月くらいからかな?


 

 

Q2.歯磨きせずに寝てしまったら?

 

A2.24時間同じ汚れがついてるのはよくないので、指先や綿棒にガーゼを巻き付けて優しくふき取る。

※歯磨き用のガーゼが薬局などで販売している。


 

 

Q3.歯磨きを嫌がる

 

A3.a歯磨き後、特定のおもちゃなどで遊べるなど、お楽しみを用意する。

     b普段から、ふれあい遊びなどをしてスキンシップをとるようにする。

     c.仰向けになることが楽しくなるような遊びをとりいれる。

   (飛行機ブンブン、でんぐりがえし、ラララぞうきんなど)

     d.ほめ上手になる。

         (歯磨きができたことに対して身体全体で驚き、喜びを表現する)

         (上手にできたことを離れている祖父母や近所の大人にほめてもらう)


 

 

Q4.歯並びは遺伝?

 

A4.歯並びは、親からの遺伝は50%、環境が50%と言われている。

 

ここで言う環境とは、食べるときの姿勢

・足が地面にペタッとついていること。

・成長に従って椅子の高さを変えること。

・唇をとじていること。

・噛みごたえのあるものを食べる。するめなど

※噛みごたえのあるものは唾液の分泌を促し、虫歯予防にもなります。


(のん)

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    man-kawasaki (金曜日, 05 12月 2014 10:36)

    質問タイムQ3のところ、
    山田先生からご連絡をいただき、追加しました。
    ぜひ、参考にしてください。(なお)