子どものことには自信が持てなくて

小学校恒例、12月の個人面談。今回、息子の担任の先生に言われたことは、「お母さん、もっと自信を持ちなさい」だった。

ここのところ息子は、生活面でもほとんど問題なく過ごせている。嬉しいことなのだが、いくら褒められても素直に「嬉しい」と思えない私の心の中を先生に見透かされていたようだ。これまでいつだって、悪い出来事を聞かされてきた。「他に何か原因があったのでは?」と返しても、「だけど、あなたの息子が…」と言われ続けてきた。そんなことが何年も続くうちに、息子のことをどんなに褒めてもらっても、喜べなくなってしまった。先生の「褒めてやって」という言葉がどうしても素直に受け取れず、言われた通りに息子を褒めてみるものの、心のこもった言葉には程遠い。

 

私は今でも子どもが集まる場へ息子を連れて行ったり、参観に行ったりするのが、ものすごく嫌だ。息子の言動を子どもや保護者達から「おかしい」と思われたり言われたりするのが辛いし、その度に説明することにも疲れた。そういう思いをすることはずいぶん減ったが、今でも息子のことをよく知らない子ども達と集まったり出かけたりするのは気が乗らない。これも私が自信を持てないからだと思う。

 

今までにいろんな保護者と出会ってきたが、「うちの子、〇〇ができるようになった」と嬉しそうに話す人が、憎くてたまらない時期もあった。やっと息子もできるようになって私が同じように話しても、見下されているように思えて悔しかった。これまでの経験が重なって、私は子どもの話をするのが嫌いになってしまったのだ。こうして心の内を書き出しても、私が自信を持つことには、たぶんつながらない。
(緑:小5男児の母 vol.36 2014.1.30)

                                         

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