決まった友達はいません

私は息子に「学校で休み時間は何をしていたの?」とよく尋ねる。低学年の頃はドッジボールや鬼ごっこに参加していたようだ。

でも4年生ぐらいからは、「一人で工作していた」とか、「寝ていた」と答えることが多くなった。5年生の初めの頃は、6年生のドッジボールに参加していたこともあった。帰宅後は相変わらず、宿題の後にゲームや工作など一人で遊んでいることが多い。ゲームで通信プレイをするため、たまに女の子が遊びに来ているぐらいだ。

 

普通ならこれでいいのかと心配するのかもしれないが、私は無理に遊びに行かせたり、遊んでもらうために子ども達にお願いしたりはしない。それでも1年生の頃は、近所の子ども達とも仲良く遊んでほしいなぁ…と思って外で遊ばせたこともあった。でも、子ども達の息子を見る目に違和感を覚え、遊ばせることはなくなった。子ども同士でのかかわり合いがないと、母親同士のかかわり合いもなくなりがち。でもそのために子どもを利用したくはない。

 

私が初めて集団生活をしたのは幼稚園の年中の時。その頃から「女の子の輪」の中に入って行くことが苦手というか、嫌いだった。その輪から外れている子としゃべったり遊んだりする方が楽しかった。一言で言えば「変人」かもしれない。でも少し頑張って輪の中に入っても、たいてい失敗する。だから息子も、無理して輪の中に入らなくていいと思う。いつも誰かと一緒でないと行動できないような人間ではなく、自分のやりたいことは自分で決め、他人に流されない。そんな人間になってほしい。

 

(緑:小5男児の母 2013.9.26 vol.33)

            

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