周囲への理解は進まない

 相手に悪気はないと思うのだが、息子の同級生から私に直接、息子の劣っている部分を指摘されることがたまにある。

最近、「音や様子を表す言葉をちゃんと言えてなかったけど、家でもそんな感じですか?」と、まるで先生がするような指摘をある女の子から受けた。私は「そういうのも含めて、私達が困っているから通級指導教室へ行ってるんだよ。」と答えた。
 自分でも大人気ないと感じるが、言われたことに腹が立ったり辛くなったり、悲しくなることもある。以前にも息子が話す内容を「何言ってるのかわからない。」と言われたことがある。私はそんな一言で何度も傷ついてきた。たかが子どもの言うことを真に受けて・・・と思われるかもしれない。今は私が息子を助けてあげられるが、この先息子が自分の力で困難を切り抜けて行けるのか心配になる。
 確かに息子は言葉の言い回しがおかしかったり、濁点をつける場所を間違えて言ったり、質問の意味がわからなかったり、自分の気持ちを言葉で表したり…数えきれないほど苦手が多い。学校で息子と接していると、最初はちょっと変わった面白い子に思えるが、だんだんと「面白い」と思っていた部分が、「イラつく」に変わってしまうかもしれない。私だって息子と毎日一緒にいて苛立つことがあるのだから・・・。「発達障害を理解して下さい。」と言っても、発達障害にはいろんな種類があって、同じ診断名が付いても一人一人違うので難しいと思う。この言い方が合っているのかわからないが、発達障害=問題を起こす子どもではなく、困難を抱え生きづらさを感じている子どもということだけは、少しでも多くの人にわかってもらえる世の中になってほしいと願っている

(緑:小2男児の母 2011.2.21 vol.7)

 

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