高津区&中原区の保育園について(超入門編)

働く際の子どもの預け先としてまず思い浮かべるのが「保育園」。でも、保育園って種類がたくさんあって、いつ、どうやって申し込めばいいかよく分からない、という声も聞きます。そこで保育園入園についてまとめてみました。

◆保育園探しのスタートライン

まずは、週に何日間の保育が必要か、考えてみましょう。

 

●週3日以下、もしくは不定期に子どもを預けたい場合

  ⇒ 保育園の一時保育を利用する(各園に問い合わせを)

 ・一時保育を行っている認可保育所…年度初めに定員に達したり途中でも空きがあったりと様々

 ・リフレッシュ保育を行っている川崎認定保育園…川崎認定保育園のページに(★)印のある園で実施

 ・その他独自に一時保育を行っている保育園…割安な月極料金設定、特色ある保育・サービスを行う園も

 ・一時保育についての詳細はこちらのページ

 

●週4日以上子どもを預けたい場合

  ⇒ ライフスタイルにあった施設・事業を選択して申し込む

◆保育園の種類と申し込み先

「認可保育所」「認定こども園(保育所部分)」「小規模保育」「家庭的保育」「事業所内保育」は、申し込み窓口が区役所になります。承諾・不承諾の通知を受け取って、入園の可否が決まります。

 

「川崎認定保育園」「企業主導型保育園」「地域保育園」があります。これらの申し込み先は、各保育園になります。それ以外に役所の把握していない認可外保育園もあります。こちらも申込先は各園です。

 

「おなかま保育室(6か月~2歳児)」は、待機児童対策のために作られたもので、認可保育所等が不承諾だった場合にのみ入園希望が出せます。この場合も申し込み先は、各保育園です。

 

預かり保育を実施している幼稚園の中には、「働きながら幼稚園に通わせたい」という希望に対応している園もあります。幼稚園データ集「◎子ども・子育て支援新制度の「幼稚園型一時預かり事業」を行っている園で、1日11時間以上かつ長期休業期間の預かりを行っている園」をチェックしてください。幼稚園の入園申し込み先は各幼稚園。通常10月15日に願書配布、11月1日に入園申し込みとなります。

 

 認可保育園・認定こども園・小規模保育事業・家庭的保育事業(保育ママ)・事業所内保育事業

区役所にて申込。定員を超えた場合は、保護者の就労状況などによる選考で入所を決定。申込は通年受付だが、ほとんどが4月に定員に達する。年度途中の入所はかなり難しく、翌年4月の入所に向けた動きも必要です。申込書類や概要などは「かわさきし子育て応援ナビ」に掲載。

 

★認可保育所…0~5歳児。ただし受入開始年齢は施設により異なる。

児童福祉法上の児童福祉施設で、保護者が仕事や病気などのために、家庭で保育できないお子さんを保護者に代わって、保育するための施設です。

★認定こども園(保育所部分)…0~5歳児。教育・保育を一体的に提供する。受入年齢は施設による。

就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供を図るため、教育・保育を一体的に提供するとともに、地域の子育て支援も行う施設で、市内には、幼保連携型、幼稚園型の施設があります。

 

地域型保育事業は子ども・子育て支援新制度により、平成27年度から新たな保育事業として位置づけられたものです。0~2歳児までを対象とした、定員が19人までの小規模な保育事業です。卒園後の3歳児からは連携施設などに優先的に入園できるよう調整します。

地域型保育事業には下記のようなものがあります。

★小規模保育事業定員6~19人の少人数保育。0~2歳児。

庭的保育事業…定員5人以下の少人数保育。0~2歳児。

事業所内保育事業0~2歳児。従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育。受入年齢は施設による。

 

川崎認定保育園・企業主導型保育事業・地域保育園(認可外保育園)など

 申し込みは各園に直接。見学が必要です。低年齢児(0~2歳児)の申込は4月入所に集中するので、年度途中の空きは希望する園に確認を。認可がダメだった場合の保険として、入園金?(結果的に通わなかった場合も返還はされません)を支払えば予約できる早期申込制度を実施している園が多いです。

「認可外施設」とは、児童福祉法上の認可を受けていない保育施設。市の独自の基準を満たし市が認定する「川崎認定保育園」、企業等が従業員や地域住民の児童を受け入れるため整備する「企業主導型保育事業」、認可保育所の申し込みをしながら入所できなかった方を対象とする「おなかま保育室」、いずれにも当てはまらない「地域保育園」、さらに開園後間もないなどで川崎市も把握していない、全くの無認可保育園もあります。

 

★川崎認定保育園…0~5歳児。川崎市から保育料の補助金あり。受入開始年齢は施設により異なる。

川崎認定保育園に通う児童のうち、補助対象基準を満たした児童の保護者に対して保育料補助金制度を実施しています。(0~3歳未満児:所得により月額20000円又は10000円/3歳以上児:月額5000円)

★企業主導型保育事業…0~2歳児。国からの補助金で運営。保育料自体が低めに設定されている園が多い。

企業主導により多様な就労形態に対応する保育サービスの拡大や仕事と子育ての両立支援を目的に平成28年度から新たな保育事業として位置付けられた事業です。小規模保育事業B型や事業所内保育事業(小規模型)と同様の運営基準が適用となる認可外保育施設となります。

地域保育園…利用条件、申込方法、受入開始年齢は施設により異なる。

 

★おなかま保育室… 6か月~2歳児で、認可保育園の申込が不承諾の家庭が対象。直接園に申込。

 

※川﨑認定保育園と認可保育所との大きな違いは、最低限必要な保育従事者が、認可保育所は全員有資格者、川崎認定保育園は2/3以上または1/2以上というところです。職員の配置割合や保育スペースの面積基準はどちらも同じです。

 

幼稚園・認定こども園(幼稚園部分)など

幼稚園でも近年、預かり保育が充実してきています。また幼稚園の中には、認定こども園に形態を変えて、保育園枠の子どもを早朝・夕方の延長保育や長期休暇中の預かり保育が充実している園であれば、仕事を持っている保護者にとっても預け先の対象になり得ます。

申込先は各園に直接。川崎市の幼稚園協会加入の園の場合、通常10月15日に願書配布、11月1日に願書提出で、その日に可否の結果が出ます。認定こども園の場合、園独自に日程を決めている園もありますが、時期的にはほぼ同じです。

★幼稚園…3~5歳児。4時間を標準とする教育時間の他、長時間の預かり保育を実施する園もあり。

★認定こども園(幼稚園部分)…3~5歳児。教育・保育を一体的に提供する。延長保育もあり。

 

 

 

 

◆申し込みの相談窓口

申込みにあたって、各区役所にて事前相談を行っています。

 

中原区役所 地域みまもり支援センター 児童家庭課 Tel:044-744-3284

高津区役所 地域みまもり支援センター 児童家庭課 Tel:044-861-3250

宮前区役所 地域みまもり支援センター 児童家庭課 Tel:044-856-3258

◆教えて!園生活にまつわるエトセトラ

梶ヶ谷保育園の園長先生に取材し、入園後の生活で心配なこと、気になることを聞いてみました。(2014.10)

 

完全母乳です。入園に向けて卒乳しなくてはダメですか?

卒乳するかどうかは、赤ちゃんの様子を見ながらママが決めれば大丈夫。夜だけおっぱいのお子さんもいます。冷凍母乳に対応している園もありますが、授乳の際は哺乳瓶を使うので、入園が決まったら少しずつ哺乳瓶の乳首に慣らしておくことをお勧めします。

 

食物アレルギーがあります。受け入れてもらえますか?

認可保育園の場合、アレルギーが原因で入園を断ることはありません。まずは見学の際などに確認を。栄養士や看護師と細かく打ち合わせることで除去食対応も可能で、希望する場合は申請が必要です。入所申込時や入所内定後の面談で申告してください。

 

急な残業の時も、預かってもらえますか?

保育園開所時間に送り迎えできない日がある場合、認可保育園では延長保育を利用できます。事前に延長保育申請が必要で、毎日利用するかどうかに関わらず、別途月額の料金がかかります。延長保育の時間帯は、保育必要量や開所時間によるので確認してください。

 

おむつ替えやトイレトレーニングについて、教えてください

布おむつと紙おむつ、どちらを使うかは園によります。おむつ交換は個別に、又は活動の節目ごとに、ぬれていないか確認して、状況に応じて交換しています。排尿間隔があいてきたら状況を見ながらトイレに誘うなど、トイレトレーニングも一人ずつ対応しています。

 

3才以降、幼稚園に行かずに保育園のままでも大丈夫でしょうか?

大丈夫です。保育園では保育指針を元にカリキュラムを立てて、遊びを通して年齢相応の経験や学びを促します。「幼稚園は教育施設、保育園は遊び中心」と一元的に捉えず、ライフスタイルや教育に対する考え方なども考慮して、お子さんに合った園を選べるといいですね。

 

◆もっと詳しく知りたい